中級英会話の練習:B1〜B2のダイアログ6本、35フレーズ、練習手順

中級英会話(B1〜B2)の練習で鍛えるのは、次の5つの動きです。答えを一文で終わらせずに広げる、リアクションしてから質問を返す、理由や例を添える、角を立てずに反対する、行き違いをその場で直す。この記事には、働きごとに分けた35フレーズ(日本語の意味つき)、音声トレーナーで練習できるB1〜B2のダイアログ6本、そして各ダイアログを自分の会話に変える練習手順をまとめました。
この記事の内容
「中級の壁」には決まった形があります。相手の言うことはほぼ聞き取れる、聞かれたことには答えられる、それでも自分の返答のあとで会話が止まる。TOEICのスコアはあるのに雑談が一往復で終わる、という悩みもほぼ同じ構造です。このページのフレーズとダイアログは、その「答える」と「話す」の間にある隙間を埋めるためのものです。
英会話の中級(B1・B2)とは、何ができるレベルか
CEFRでは、B1とB2は「自立した言語使用者」にあたる2段階です。欧州評議会のCEFR自己評価表を要約すると、B1の話し手は身近な話題(家族、趣味、仕事、旅行、時事)について準備なしに会話に入り、経験を語り、意見や計画の理由を短く説明できます。B2の話し手は、ネイティブとの日常的なやり取りが無理なく成り立つ程度の流暢さと自然さで話し、議論に積極的に参加し、複数の選択肢の長所と短所を挙げながら自分の考えを説明できます。
レベルは技能ごとに揃っていません。リスニングはB2でスピーキングはB1という学習者は多く、読む・聞く力は話す力より先に伸びるからです。TOEICを運営するIIBCが公開しているCEFRとの対照表でも、L&Rはリスニング400点・リーディング385点以上がB2相当ですが、スピーキングは別のテスト(S&W)で160点以上を取って初めてB2相当になります。リスニングのスコアはスピーキングの証明にはならない、ということです。このページのレベル表示は各ダイアログが鍛える内容を示すもので、テストの結果ではありません。外部の目安が欲しければ、無料の英語レベルテストが数分で受けられます。
B1の会話で目指すこと
- 答えて、一つ足す。「Pretty good. I finally tried the new Ethiopian place.」(まあまあかな。ついに新しいエチオピア料理の店に行ってみた)
- 次の質問を待たずに、自然なフォローアップの質問をする。
- 短い話を順番どおりに語る。最初に何があって、次に何が起きて、最後にどうなったか。
- 計画や好みに簡単な理由をつける。「mostly because it’s free」(主に無料だから)のように。
- 話を見失ったら、うなずかずに聞き返す。
B2の会話で目指すこと
- 反論されても自分の見方を保つ。理由、数字、具体例を出し、相手の反論に応える。
- 角を立てずに反対する。部分的な同意と和らげる表現を使う。「I agree up to a point.」(ある程度は賛成です)
- 選択肢をトレードオフで比べ、会話を決定に持っていく。
- その場で言い直す。「What I meant was…」「Let me put that another way.」
- 相手に合わせて言い方を変える。同じ内容を友人、同僚、初対面の人に、それぞれ違う和らげ方で。
公式試験も同じ線を引いています。ケンブリッジ英語検定のB2 Firstのスピーキング試験は受験者2人1組で14分、そのおよそ半分(Part 3と4)はもう1人の受験者との議論です。意見の根拠を示す、賛成と反対を述べる、交渉して結論を出す。B1 Preliminaryのスピーキング試験にも、提案し、代案を話し合い、合意にたどり着く4分間のパートがすでに含まれています。この段階の会話は、長い独白ではなくやり取りで評価されます。
自分に合った練習ユニットの選び方
| こんな問題があるなら | 最初にやる練習 | レベル |
|---|---|---|
| 答えが一文で終わってしまう | 会話1:雑談を続ける | B1 |
| 出来事を話すと順番がばらばらになる | 会話2:経験を語る | B1 |
| 好みを言わず「I don’t mind」で済ませてしまう | 会話3:予定を立てて好みを説明する | B1〜B2 |
| 反対されると黙ってしまう | 会話4:賛成・反対して意見を支える | B2 |
| 問題は説明できるのに、助けを求められない | 会話5:問題を説明して助言する | B1〜B2 |
| 長所と短所を並べるだけで結論が出ない | 会話6:選択肢を比べて決める | B2 |
中級英会話を止めない35フレーズ(日本語の意味つき)
以下の35フレーズは話題別ではなく、会話の中での働き別に分けています。一つのグループが仕事、旅行、友人との会話をそのまま横断できるからです。決まった塊として覚え、必ず声に出してください。口から出せる3フレーズは、見れば分かる30フレーズに勝ります。
リアクションしてフォローアップの質問をする
リアクションと質問の組み合わせは、中級会話の最小単位です。聞いていたことが伝わり、話す番が相手に戻ります。
- 「Oh nice. How did that go?」(いいね。どうだった?)2語でリアクションしてから聞きます。
- 「No way. What happened next?」(うそでしょう。それでどうなったの?)相手の話を先に進めます。
- 「That makes sense. Is that why you moved?」(なるほど。それで引っ越したの?)リアクションに推測を添えて確認します。
- 「What was that like?」(それはどんな感じでしたか?)どんな経験のあとにも使えます。
- 「Have you always been into that?」(前からそれが好きだったの?)一つの事実を、その人の歴史に変えます。
- 「What about you?」(あなたはどう?)何も思いつかないときの最後の手段です。
フォローアップの質問の効果は、礼儀にとどまりません。対面のスピードデートを含む実際の会話を扱った3つの研究で、Huangらの論文(Journal of Personality and Social Psychology、2017年)は、質問、とくにフォローアップの質問を多くした人ほど相手からの好感度が高く、フォローアップ率の高いスピードデート参加者は2回目のデートに誘われる回数も多かったと報告しています。

時間を稼いで答えを組み立てる
考えている間の沈黙は問題に見え、つなぎのフレーズは思考に見えます。
- 「Good question. Let me think for a second.」(いい質問ですね。少し考えさせてください)謝らずに3秒稼げます。
- 「Well, it depends on the day, honestly.」(うーん、正直、日によりますね)2つに分けた答えの入り口です。
- 「There are two things, really. First… and second…」(ポイントは2つあって、まず…、それから…)聞き手が追える構造を作ります。
- 「The short answer is yes. The longer answer is…」(短く言えばイエス。詳しく言うと…)結論が先、詳細があとです。
- 「Off the top of my head, I’d say…」(ぱっと思いつくところでは…)事実ではなく概算だと示せます。
- 「Where do I start… okay, so…」(どこから話そうかな…、じゃあ…)話を始める前に自然に置けます。
理由、例、意見を述べる
B1の理由は一節で足ります。B2では、そこに例や数字がつきます。
- 「Mostly because…」(主に…だから)日常の理由はこれで十分で、「the reason is」より軽く聞こえます。
- 「For example, last week…」(例えば先週…)具体的な一例は、一般論に勝ります。
- 「…, which is why I…」(…、だから私は…)一文の中で事実と決断をつなぎます。
- 「The way I see it, …」(私の見方では…)意見を個人のものとして示すので、返事を引き出せます。
- 「In my experience, …」(私の経験では…)自分が見てきたことに基づく見方だと伝わります。
- 「What I like about it is…」(気に入っているのは…)意見と理由が一手で出せます。
- 「I’m not an expert, but I’d say…」(専門ではないけれど、…だと思います)専門外の話題でも意見を持てます。
賛成する、反対する、意見を和らげる
中級者の反対は、2つの方向のどちらかで失敗します。黙るか、「I don’t agree」とだけ言うか。その中間が、部分的に同意してから理由を言う形です。
- 「That’s a fair point.」(それはもっともですね)反論の前に受け止めます。
- 「I see what you mean, but…」(言いたいことは分かりますが…)柔らかい反対の定番です。
- 「I agree up to a point.」(ある程度は賛成です)ここから先に条件が来ると予告します。
- 「I’m not sure I’d go that far.」(そこまでは言えないかな)人ではなく、程度に反対します。
- 「I see it a bit differently.」(私は少し違う見方です)衝突なしに別の見方を開きます。
- 「You might be right, although…」(そうかもしれません、ただ…)譲ってから条件を足します。
- 「Same here.」/「Exactly.」(同じく/まさにそう)会話のリズムを保つ短い同意です。
理解を確認し、行き違いを直す
聞き取れなかった文にうなずいて流す癖は、中級者の癖の中であとから一番高くつきます。言い直しのフレーズにかかるのは2秒です。
- 「Sorry, I didn’t catch that. Do you mean…?」(すみません、聞き取れませんでした。…ということですか?)質問に推測を添えるので、相手は確認するだけで済みます。
- 「Just to make sure I understand, you’re saying…?」(確認ですが、…ということですよね?)言い換えて確かめます。
- 「What I meant was…」(言いたかったのは…)最初からやり直さずに、自分の文を直せます。
- 「Let me put that another way.」(別の言い方をしますね)相手が困った顔をしたときに言い換えます。
- 「What’s the word for the thing that…?」(…するもの、って何て言うんでしたっけ?)出てこない単語の周りを説明します。
話題を変える、まとめる、締める
B2の会話は、話すことが尽きたからではなく、意図して終わります。
- 「Anyway, …」/「Speaking of which, …」(それはそうと…/その話で思い出したけど…)唐突にならずに話題を変えます。
- 「So basically, …」(要するに…)次に進む前や締める前にまとめます。
- 「Let’s leave it there for now.」(この話はいったんここまでにしましょう)勝ち負けを決めずに意見の対立を閉じます。
- 「I should get going, but let’s catch up soon.」(そろそろ行かないと。また近いうちに話しましょう)丁寧で完結した切り上げ方です。
中級英会話のダイアログ6本(B1〜B2)
以下の各ユニットは同じ型で構成しています。目標と場面、キーフレーズ、レベル表示つきのダイアログ(音声トレーナーで聞く、一方の役を担当する、またはパートナーと音読する)、注目ポイント、そして4つの課題(細部を差し替える、自分の事実でやる、レベルアップ、合格ライン)。順番は自由です。上の表が、問題とユニットを対応づけています。
会話1:雑談を続ける(B1)
目標:気軽な質問に一つの詳細を添えて答え、話す番を相手に返す。これを最低4往復続けます。場面:月曜の朝、オフィスの給湯室。Nadiaは3週間前にチームに加わったばかりで、Tomは隣の席です。
キーフレーズ:「Pretty good, actually.」(実はけっこうよかった)・「Have you been?」(行ったことある?)・「What about you?」(あなたは?)・「Is it as good as people say?」(評判どおりにいい?)・「Honestly, …」(正直…)・「Anyway, I should…」(さて、そろそろ…)
月曜の給湯室
B1- Tom
Morning, Nadia. How was your weekend?
- Nadia
Pretty good, actually. I finally tried that Ethiopian place near the station. Have you been?
- Tom
No, but I keep hearing about it. What did you order?
- Nadia
We got the big shared platter, so a bit of everything. The lentils were the best part. Do you like spicy food?
- Tom
I do, as long as it’s not crazy spicy. Who did you go with?
- Nadia
My cousin. She’s visiting from Chicago for the week. What about you, did you do anything fun?
- Tom
Not really, mostly errands. I did start watching that new detective series everyone’s talking about.
- Nadia
Oh, the one set in Alaska? Is it as good as people say?
- Tom
Honestly, the first episode is slow, but it gets better. I’d give it two episodes.
- Nadia
Okay, I’ll try it this week. Anyway, I should grab a seat before the meeting fills up.
- Tom
Same. Talk later.
この会話を練習する
会話全体を聞いてから、どちらかの役を選びます。相手のセリフは読み上げられ、自分のセリフはマイクに向かって話すと、どの単語が聞き取れたかが表示されます。
注目ポイント:Nadiaは一度も答えだけで終わらせていません。最初の3回の発言はどれも、答える、詳細を一つ足す、質問する、という同じ形です。Tomの「honestly, the first episode is slow」は意見を自然に聞かせるB1の和らげ方で、「anyway, I should grab a seat」は気まずさなしに会話を閉じています。Nadiaの発言のうち、質問で終わっているものがいくつあるか数えてみてください。
- 細部を差し替える:レストランを映画、コンサート、週末の小旅行に、ドラマをポッドキャストやゲームに替えます。答える、詳細、質問の形は保ちます。
- 自分の番:「How was your weekend?」に、実際の週末について3文で答えます。3文目は質問にします。
- B2へのレベルアップ:Nadiaの2番目の発言に比較を足します(「It’s a lot like the place on Fifth, but cheaper」)。
- 合格ラインは、相手に仕切り直してもらうことなく、会話が4往復続いたこと。
会話2:経験を語り、フォローアップする(B1)
目標:時間を示すつなぎ言葉を使って短い話を順番どおりに語り、フォローアップの質問で話を続ける。場面:Luisは昨夜、トラブル続きの出張から戻ってきました。昼食の席でGraceがその話を聞きます。両方の役を練習してください。Luisは語り、Graceは質問します。
キーフレーズ:「So, …」(それで…)・「At first…」(最初は…)・「At the same time…」(同時に…)・「Eventually…」(最終的に…)・「Honestly, the worst part was…」(正直、一番きつかったのは…)・「Once I had a plan, …」(目処が立ってからは…)・「So what did you do?」(それでどうしたの?)
欠航した便
B1- Grace
You said you had a rough trip back. What happened?
- Luis
So, our flight out of Denver got canceled about an hour before boarding. No warning, nothing.
- Grace
Oh no. Did they put you on another flight?
- Luis
Eventually. At first they said the next seat was two days later, which was a problem because I had a client meeting on Monday.
- Grace
So what did you do?
- Luis
I got in line at the desk, and at the same time I called the airline. The phone agent found a seat through Phoenix the same night.
- Grace
Smart. How long did the whole thing take?
- Luis
About four hours from start to finish. We landed at one in the morning, but I made the meeting.
- Grace
That sounds exhausting. Were you at least able to sleep on the plane?
- Luis
A little. Honestly, the worst part was not knowing. Once I had a plan, I was fine.
- Grace
I would have panicked. Did the airline give you anything for the trouble?
- Luis
A meal voucher. Twelve dollars. So, not really.
この会話を練習する
会話全体を聞いてから、どちらかの役を選びます。相手のセリフは読み上げられ、自分のセリフはマイクに向かって話すと、どの単語が聞き取れたかが表示されます。
注目ポイント:Luisは「at first」「at the same time」「eventually」で出来事を順番に語り、最後に評価(「the worst part was not knowing」)で締めています。この評価があるかどうかが、話と出来事の羅列を分けます。Graceの質問が残り半分の仕事をしています。どの質問も、次の展開か気持ちを尋ねています。Graceが質問の前にリアクションしている発言を2つ探してみてください。
- 細部を差し替える:荷物の紛失、電車の乗り遅れ、ホテルの予約間違いにします。結末も変えて、今度はLuisが会議に間に合わなかったことにします。
- 自分の番:旅行、試験、初出勤など、計画どおりにいかなかった実話を60秒で語ります。時間のつなぎ言葉を3つ以上使い、一番きつかったことで締めます。
- B2へのレベルアップ:次は何を変えるか、その理由も足します。
- 合格ラインは、一度聞いただけの相手が、出来事を正しい順番で言い直せたこと。
会話3:予定を立てて好みを説明する(B1〜B2)
目標:提案し、理由つきで好みを述べ、予備案つきの計画にたどり着く。場面:MeiとJordanは友人同士で、土曜日に何をするか決めています。天気予報ははっきりしません。
キーフレーズ:「I was thinking we could…」(…しようかと思っていたんだけど)・「I’d be up for that, but…」(それもいいけど…)・「Would you rather…?」(…のほうがいい?)・「I’d rather… if we can.」(できれば…のほうがいい)・「What if we…?」(…したらどう?)・「Mostly because…」(主に…だから)・「Let’s plan for X and check Y.」(Xの予定にして、Yを確認しよう)
土曜日の予定
B1〜B2- Jordan
Are you still up for doing something on Saturday?
- Mei
Definitely. I was thinking we could do the waterfall hike, the one about an hour north.
- Jordan
I’d be up for that, but the forecast says rain in the afternoon. Would you rather do something indoors?
- Mei
I’d rather be outside if we can. What if we start early, like eight, and get back before it rains?
- Jordan
Eight is early for a Saturday, but okay. How long is the trail?
- Mei
About six miles round trip, mostly flat. It’s more of a walk than a climb.
- Jordan
That works. If it does rain, is there a backup?
- Mei
The art museum has a free morning on Saturdays, so we could do that instead. To be honest, I’d rather do the hike.
- Jordan
Same, mostly because it’s free and I’ve been sitting all week. Let’s plan for the hike and check the forecast on Friday night.
- Mei
Perfect. I’ll drive, you bring the snacks.
- Jordan
Deal.
この会話を練習する
会話全体を聞いてから、どちらかの役を選びます。相手のセリフは読み上げられ、自分のセリフはマイクに向かって話すと、どの単語が聞き取れたかが表示されます。
注目ポイント:誰も「I don’t mind」や「whatever you want」とは言っていません。2人とも好みを述べて理由を添えているので、計画が早く決まります。Jordanの「I’d be up for that, but」は案を否定せずに問題を出す言い方で、Meiの「what if we start early」は計画を捨てる代わりに問題に答えています。それぞれの話し手が挙げた理由に、すべて線を引いてみてください。
- 細部を差し替える:ハイキングをフードマーケット、日帰り旅行、コンサートに替え、障害を天気ではなく費用や距離にします。
- 自分の番:実在または架空の友人と来週末の予定を立てます。第一希望、その理由、相手が出す障害を一つ、自分の予備案。
- B2へのレベルアップ:Jordanが美術館のほうを好む設定にして、2人とも妥協しなければならない形にします。
- 合格ラインは、計画に時刻、予備案、そして双方から少なくとも一つの理由が含まれていること。
会話4:賛成・反対して意見を支える(B2)
目標:反論されても自分の見方を保ち、正しい部分は認め、共通の立場で終える。場面:AmaraとSamは同僚で、週3日の出社を求める社内通知について話しています。
キーフレーズ:「I see why they want it, but…」(会社の狙いは分かるけど…)・「What makes you say that?」(どうしてそう思うの?)・「That’s a fair point, and I agree…」(もっともだし、…には賛成)・「My concern is…」(気になるのは…)・「I’d be more in favor of…」(…のほうに賛成かな)・「I could live with…」(…なら受け入れられる)・「So we agree on the principle, we just differ on…」(つまり原則では一致していて、違うのは…だけ)
週3日の出社
B2- Amara
Did you see the memo about three days in the office? I think it’s a good move, honestly.
- Sam
I see why they want it, but I’m not sure three is the right number. What makes you say it’s good?
- Amara
Mainly the new hires. It’s hard to learn how things work here over video calls. When I started, most of what I learned came from sitting next to people.
- Sam
That’s a fair point, and I agree new people need that. My concern is the commute. For me it’s ninety minutes each way, so three days means nine hours a week in traffic.
- Amara
Nine hours is a lot, I hadn’t thought about that. Couldn’t you pick the days around your meetings, though?
- Sam
Partly, yes. But the days aren’t the issue, it’s the total. I’d be more in favor of two fixed days, when the whole team is in, and flexibility for the rest.
- Amara
I could live with two days if they’re the same for everyone. Otherwise you come in and half the team is at home anyway.
- Sam
Exactly, that’s the worst of both worlds. So we agree on the principle, we just differ on the number.
- Amara
Pretty much. Do you want to raise it in the team meeting, or should I?
- Sam
Let’s do it together. You take the onboarding side, I’ll bring the commute numbers.
この会話を練習する
会話全体を聞いてから、どちらかの役を選びます。相手のセリフは読み上げられ、自分のセリフはマイクに向かって話すと、どの単語が聞き取れたかが表示されます。
注目ポイント:反対が個人攻撃にならないのは、どの反論も譲歩から始まるからです。「that’s a fair point」「I hadn’t thought about that」「partly, yes」。Samは数字(週9時間)で自分の見方を支え、Amaraは例(自分が仕事を覚えた経緯)で支えています。最後の2つの発言は立場を要約して行動に変えており、多くの学習者が飛ばすB2の動きです。Samが原則と日数を切り分けている文を探してみてください。
- 細部を差し替える:週4日勤務、ビデオ会議でのカメラオン、チームの新ツール導入について議論します。譲歩してから理由、の型は保ちます。
- 自分の番:自分の職場や街について意見を2文で述べ、思いつく限り最も強い反論に答えます。
- 発展:同じ論点を、新入社員が部長に話す設定でやります。内容は同じで、和らげ方を増やします(「I wonder whether…」「would it be possible to…」)。
- 合格ラインは、少なくとも一度譲歩し、数字か例を一つ出し、どこで一致してどこで違うかを要約できたこと。
会話5:問題を説明して助言する(B1〜B2)
目標:問題を明確に説明し、助言を求め、「if I were you」と「it might be worth」で助言する。場面:Hannahは締め切りが同じ2つのプロジェクトを抱えています。Diegoは信頼している同僚です。
キーフレーズ:「Can I ask your advice about something?」(ちょっと相談してもいい?)・「What’s going on?」(どうしたの?)・「Have you told her directly?」(本人に直接言った?)・「If I were you, I’d…」(私なら…する)・「What if she says…?」(もし…と言われたら?)・「It might be worth…」(…してみる価値はあるかも)・「That really helps.」(本当に助かる)
2つのプロジェクト、1つの締め切り
B1〜B2- Hannah
Can I ask your advice about something? It’s a bit awkward.
- Diego
Of course. What’s going on?
- Hannah
I’ve been given two projects with the same deadline, the end of the month. I can do one well or both badly, and my manager doesn’t seem to see the problem.
- Diego
Have you told her directly? Managers often assume everything is fine unless they hear otherwise.
- Hannah
I mentioned it in passing, but I didn’t make a big deal of it. I didn’t want to sound like I was complaining.
- Diego
I get that. If I were you, I’d put it in writing: two projects, one deadline, and a question about which one comes first. That’s not complaining, that’s asking for a decision.
- Hannah
That’s a good way to put it. What if she says both are equally important?
- Diego
Then you ask what can move. Maybe one project can be delivered in two phases, or someone can take a piece of it.
- Hannah
That makes sense. It might be worth suggesting the phased option myself, so I’m coming with a solution.
- Diego
Exactly. People say yes to a plan faster than they say yes to a problem.
- Hannah
Okay, I’ll write it up tonight. Thanks, Diego, that really helps.
- Diego
Anytime. Let me know how it goes.
この会話を練習する
会話全体を聞いてから、どちらかの役を選びます。相手のセリフは読み上げられ、自分のセリフはマイクに向かって話すと、どの単語が聞き取れたかが表示されます。
注目ポイント:Hannahは問題を、その結果まで含めて一文で述べています(「I can do one well or both badly」)。だからDiegoは質問を飛ばして助言に入れます。Diegoはまず確認し(「Have you told her directly?」)、それから助言します。しかもその助言は問題の捉え方を変えています。愚痴ではなく、判断のお願いにする。Hannahの「what if she says both are equally important?」は、助言を使える形にするためのフォローアップです。
- 細部を差し替える:問題を、騒がしい隣人、返事をしない大家、いつも予定をキャンセルする友人にします。型は保ちます。問題、結果、確認、助言、反論、練り直した助言。
- 自分の番:実在または架空の問題を2文で説明し(何が起きているか、なぜ困るか)、助言を求めます。次に役を交代し、同じ問題に助言します。
- B2へのレベルアップ:選択肢を一つではなく二つ出し、それぞれがどんなときに向いているか説明します。
- 合格ラインは、問題の説明に結果が含まれ、助言に理由がついていたこと。
会話6:選択肢を比べて決める(B2)
目標:2つの選択肢をトレードオフで比べ、自分にとって一番重要な要素を言い、双方が受け入れられる決定を交渉する。場面:BenとYukiはこれからルームメイトになる2人で、明日までに2つのアパートから一つを選ばなければなりません。
キーフレーズ:「That’s the main thing in its favor.」(それが一番の利点)・「True, but…」(確かに、でも…)・「On the other hand, …」(一方で…)・「How often do you actually…?」(実際どのくらいの頻度で…?)・「For me it comes down to…」(私にとって決め手は…)・「Fair enough.」(分かった、それもそうだね)・「What if we… and I…?」(…にして、私が…するのはどう?)・「Let’s say… and call it even.」(…ということで、貸し借りなしにしよう)
パイン通りか、公園のそばか
B2- Ben
So, the apartment on Pine Street or the one by the park? We have to tell the agent by tomorrow.
- Yuki
Pine Street is cheaper, by about two hundred a month. That’s the main thing in its favor.
- Ben
True, but it’s also forty minutes from your office, versus fifteen from the park one. Over a year, that’s a lot of bus rides.
- Yuki
I know. On the other hand, the Pine Street place has a second bedroom, so we could use it as an office when we work from home.
- Ben
That’s a real advantage. How often do you actually work from home, though?
- Yuki
Two days a week, sometimes three. You?
- Ben
One, maybe. So the office matters more to you than to me. For me it comes down to the commute and the neighborhood, and the park one wins on both.
- Yuki
Fair enough. What if we take the park apartment and I set up a desk in the living room? It’s smaller, but it’s workable.
- Ben
I’d be fine with that. And the extra two hundred, could we split it so you pay a bit less, since you’re giving up the office?
- Yuki
That’s generous. Let’s say I pay fifty less and we call it even.
- Ben
Deal. I’ll email the agent tonight.
この会話を練習する
会話全体を聞いてから、どちらかの役を選びます。相手のセリフは読み上げられ、自分のセリフはマイクに向かって話すと、どの単語が聞き取れたかが表示されます。
注目ポイント:比較は数字に固定されています(月200ドル、40分対15分、在宅は週2〜3日)。そして決定は議論ではなく質問で動きます。「how often do you actually work from home?」Benは決め手を口に出しています(「for me it comes down to the commute」)。比較を決定に変えるのはこの一文です。最後の3つの発言は、双方が一つずつ譲る交渉です。
- 細部を差し替える:2つの内定、小さな会社用の2台のノートパソコン、連休で行く2つの都市を比べます。各選択肢に利点を一つと代償を一つ与えます。
- 自分の番:実際に直面している決断を一つ選びます。2つの選択肢、トレードオフ、自分にとっての決め手を1分以内で述べます。
- 発展:会話の終盤に3つ目の選択肢を出し、理由をつけて却下します。
- 合格ラインは、決定にたどり着き、決め手を言葉にし、そのために何かを譲ったこと。
各ダイアログの練習手順
ダイアログは読むだけでも役に立ちますが、スピーキングが変わるのは声に出したときだけです。以下の手順は1ユニットあたり15〜20分で、毎日ユニットを替えて繰り返せます。1週間への組み込み方は毎日の英語スピーキング練習ルーティンで解説しています。
両方の役を演じ、細部を入れ替える
- まず意味を取るために一度読み、次に一方の役を声に出します。各行をちらっと見て、目を離してから言うのがコツです。相手役の行を読み上げてほしければ音声トレーナーを使えますし、友人や録音でも構いません。
- 役を交代します。質問する役はフォローアップを、答える役は答えを広げる力を鍛えます。中級者は、自分で思う以上に質問する役の練習が必要です。
- 細部を3つ入れ替えて(名前、場所、理由、結末)、台本を見ずにもう一度やります。崩れた行があれば、それがまだ覚えていない塊です。
答えを一つ広げ、フォローアップを足す
ダイアログの中の答えをどれか一つ選び、3手の型で長くします。答える、詳細か理由、質問を返す。次に、毎週のように聞かれる質問で同じことをします。「So what do you do?」(お仕事は何を?)に対するB2の模範解答です。
模範解答:「So what do you do?」への答え
B2I’m a data analyst at a logistics company, so most of my week is spent figuring out why deliveries are late and what we can do about it. It sounds dry, but I actually like it, mostly because every problem is a small mystery with a real answer at the end.
Before this I worked in a warehouse for two years, which is where I learned what the numbers on my screen mean in practice. What about you, how did you end up in your field?
音読する
モデル音声を聞いてから、自分の音読を録音します。話す速さ、はっきり聞き取れた単語の割合、繰り返し練習すべき単語が表示されます。
内容が3文と、質問が一つ。「so」「mostly because」「which is where」に注目してください。4つの文ではなく一つの答えに聞こえるのは、このつなぎ言葉のおかげです。
台本から自分の返答へ
各ユニットが「自分の番」の課題で終わるのには理由があります。台本は足場であり、目標は自分自身の版のその場面です。録音するか、パートナーに向かって言い、合格ラインと照らし合わせます。録音して聞き返すループの回し方は英語スピーキングを一人で練習する方法にまとめています。
テスト不要の進歩チェック。実際の会話で、答えを広げる、リアクションしてフォローアップする、理由を言う、うなずく代わりに聞き返す、自分から会話を締める。この5つが当たり前にできていれば、B1の壁は越えています。
返事をしてくれる相手と、この6つの会話を練習する
Fluentlyは、雑談から同僚との意見の食い違いまで、上の6本のようなロールプレイを回せるAI英会話コーチです。答えるたびに、発音・流暢さ・語彙・文法のどこを直せばいいかが表示されます。最初は無料の4分間スピーキング診断から。iOS・Android、ダウンロードは無料で、継続的な練習はサブスクリプションです。
中級者の英会話でよくある問題と直し方
B1の壁が語彙の問題であることは、めったにありません。原因の大半は以下の6つの癖で、それぞれ上のダイアログで練習できる直し方があります。
| 癖 | こう聞こえる | 直し方 |
|---|---|---|
| 一文で終わる答え | 「It was good.」そして沈黙。 | 答える、詳細を一つ、質問を返す。会話1と2。 |
| フォローアップの質問がない | 聞かれたことには全部答えるが、何も聞き返さない。相手が会話の仕事を全部している。 | 2語でリアクションしてから、何があったか、なぜか、どんな感じだったかを聞く。会話1の質問する役。 |
| いつも同じつなぎ言葉 | 「And then… and then… so… so…」 | 役割ごとに代わりを3つ覚える。順番なら「at first / eventually / in the end」、理由なら「mostly because / which is why」。 |
| 聞き返す代わりにうなずく | 一文を聞き逃し、「yeah」と言って、違う質問に答えてしまう。 | 「Sorry, I didn’t catch that. Do you mean…?」質問に推測を添えれば、返事は一言で済みます。 |
| 頭の中の和文英訳 | 毎回答える前に3秒止まり、日本語で文を組み立ててから訳す。 | 自分のものになった塊で話し始め(「Good question. The short answer is…」)、残りは話しながら組み立てる。 |
| 無理に使うイディオム | 仕事の電話で「It’s raining cats and dogs」。 | 暗記したイディオムは捨てる。自然に聞こえるのは和らげ言葉とつなぎ言葉(「to be honest」「which is why」)で、読んだだけのイディオムは教科書のように聞こえます。 |
会話の癖より根が深い問題、たとえば文の途中で固まる、単語が出てくるのが遅いといった場合は、英会話の勉強法ガイドでボトルネックの見つけ方と直し方を解説しています。
次に練習すること
6つのユニットを自分の細部でやっても楽にこなせるようになったら、次の一手は必要に応じて選びます。
- もっと話題と質問が欲しい:英会話のトピックと質問集に、レベル別の話題を多数まとめています。
- 仕事の会話:会議、電話、進捗報告はビジネス英会話で。
- もっと明瞭に:聞き返されることが多いなら英語の発音練習へ。リズムはシャドーイングで鍛えられます。
- 一人で話す練習:レベル別の独白と音読用スクリプトは英語スピーキング練習用テキストに。
- 一つ下、または一つ上のレベル:基礎は初心者向け英会話(A1〜A2)、議論やニュアンス、場面に応じた言い方の練習は上級英会話(C1〜C2)に続きます。
- いつでも話せる相手:英語スピーキング練習のハブで、講師、言語交換、グループ、AI会話を比較しています。
よくある質問
会話におけるB1とB2の違いは何ですか?
実践的に言えば、B1は答え、B2は続けます。B1の話し手は身近な話題なら扱え、何があったかを語り、短い理由を言えますが、相手が反論したり方向を変えたりすると止まりがちです。B2の話し手は反論されても続けます。相手の正しい点を認め、例や数字を足し、誤解されたら言い換え、やり取りを決定や締めに向かわせます。上の会話4と6がB2のテストです。自分の細部でこなせるなら、B2で動いています。
自分がB1かB2か、どう判断すればいいですか?
試験なしで分かるシグナルが2つあります。1つ目はCEFRの自己評価表の記述です。「議論に積極的に参加し、自分の見解を説明して維持できる」が自分に当てはまるならB2、「意見や計画の理由や説明を短く述べられる」のほうが近ければB1です。2つ目は、自分の意見で会話4をやって録音すること。譲歩し、理由を言い、要約できていれば、その技能についてはB2で動いています。レベルは技能ごとにばらつくので、スピーキングを個別に確認してください。TOEIC L&Rのスコアはリスニングとリーディングの目安であって、スピーキングの証明ではありません。外部の目安には、短いレベルテストが使えます。
スピーキングでB1からB2に上がるには、どれくらいかかりますか?
信頼できる日数はありませんし、具体的な数字を示すページは推測で言っています。決めるのは勉強した月数ではなく、何らかのフィードバックつきで実際に話した時間で、同じ受講時間の学習者でも教室の外でどれだけ話したかで結果は大きく違います。代わりに観察できる変化を追ってください。一文で終わる答えが減った、フォローアップの質問が準備なしに出てきた、反対されても黙らずに済んだ。それが練習の中だけでなく実際の会話に現れたとき、レベルの表示はあとからついてきます。
聞き取れているのに、答えが短くなってしまうのはなぜですか?
リスニングとスピーキングは別の技能で、理解はたいてい産出より一段階先を行くからです。TOEICのスコアが高いのに会話が続かない、というのも同じ構造です。文を理解するには認識できれば足りますが、文を作るには、話す番を保てる速さで塊を取り出す必要があります。短い答えは検索速度の問題です。内容は頭にあり、フレーズがまだ自動化されていないだけ。直し方は、決まった型(答える、詳細、質問を返す)を計画なしで出せるようになるまで産出練習をすることで、上の「答えを一つ広げる」練習がそれにあたります。
B2で自然に聞こえるように、イディオムを使うべきですか?
めったに使う必要はありません。イディオムは少しでもずれると学習者だと一番目立つサインで、伝わりやすさには何も足しません。中級の話し方を自然に聞かせるのは小さな部品です。和らげ言葉(「honestly」「to be honest」)、つなぎ言葉(「which is why」「mostly because」)、リアクション(「oh nice」「no way」)、緩和表現(「I’m not sure I’d go that far」)。まずこれらを覚え、イディオムは実際に話す相手から拾い、文脈の中で何度か聞いてから一つずつ使ってください。
